ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村育成年代サッカーを年代別登録者(2021年版)、チーム数からコロナの影響は! - 少年サッカー、バドミントン素人おやじの経験談

育成年代サッカーを年代別登録者(2021年版)、チーム数からコロナの影響は!

少年サッカー編
少年サッカー編
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こんにちは、くま太郎です。

1年前に日本サッカー協会が集計している各年代のチーム数、選手登録数からコロナの影響についてblogを書いたのですが、協会データ2021年度の集計が発表されましたので1年経過しどのような状態になったか考察していきたいと思います。

はじめに

ここ1年を振り返ると新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響で社会が一変した2020年、コロナ禍で大きな影響を受けてきた業界の一つがスポーツ業界であることは間違いない。東京オリンピック・パラリンピックが1年間延期となったことをはじめ、国際大会や各国のプロスポーツリーグが軒並み中止・延期となり、一時期は地球上からほとんどのスポーツ興行が消えるという前代未聞の事態となった。

そんな中、日本は「withコロナ政策」で医療崩壊を警戒しつつ徐々に規制緩和を進める政策を取った。

方や中国ではゼロコロナ政策、上海がロックダウン(4月1日~)2500万人が外出禁止、そしてロックダウン延長(6月中旬まで続くようですが)、食料品の配給が行き届かない事態にまで発展するなど各国のコロナ対策は様々である。

そんな情勢の中、日本サッカー業界はこの1年でどのように変化していったかチーム数や登録選手数の数字からどのように変化したか見ていこうと思います。

1年前私のブログは以下のように締め括っています。

2021年5月投稿時の「まとめのつぶやき」

2019年日本のサッカー業界は、拡大期を経て、安定期に入ったと共に少子高齢化の影響から減少傾向は続くと予想できるのですが、単年の数字からコロナの影響もかなり出ていることが分かります。

今回は、登録チーム、登録選手数を過去に遡り調べ、2020年のコロナの影響の重さを感じずにはいられませんでした。

その重みの分、自由にサッカーを出来ない子供たちがいて、コロナでサッカーを断念してしまうのではなく、サッカーを自由にできる環境が伴うとともに、復活してきて欲しい

そう願うばかりです。

おわりに

2020年 

息子 中3 サッカー

女 高3 バドミントン

大会はほぼ中止、3年間の集大成は本来の結果を見ることが出来ませんでしたが

そんな中でも、各スポーツ団体の方々、部活や指導者の方々の子供たちに対する熱意から無観客での大会の開催にこぎつけるなど、並々ならぬご苦労にも頭が下がります。

(深謝、深謝)

コロナが速く終息することを願うばかりです。

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blogでは、コロナの影響をまともに受けた2020年と平常時の2019年を比較しつつ、サッカー業界(2~4種)のチーム数、選手登録数を過去に遡り自然減少率とコロナ影響下での減少率を比較し、影響の大きさをお話しました。

ザックリとした振返りとして

サッカー協会の集計数は、年度が終了した時点で1年間のチームや選手の登録、抹消を集計した形になっていますので、1年遅れのような感じになります。

振返りは、後ほど関係してきますのでご一読ください。

また、本編は2種~4種が中心です。

1種等の情報が含まれますが、参考数字程度でお考え下さい。

チーム数2019年以前の平均減少率(ピーク時から2019年の平均:平常時)

種別により異なりますが、平均減少率はコロナが発生する前の2019年から5年程度遡った平均減少率を使用しています。(コロナ過前の2019年までは少子高齢化などの影響により、育成年代(2~4種)のチーム数が減少していました。

それを平常時の自然減少率として平均1年間の減少はこの程度と予想している数字としていました。

今回も昨年のBlogで使用した数字を参考に比較して進めていきます。

表1チーム数の自然減少率】

チーム数減少率
第2種平均減少率-0.27%
第3種平均減少率-0.40%
第4種平均減少率-1%

一昨年前の2019年と2020年のチーム数及び減少率

チーム数
2019年度2020年度増減増減率
第1種5,0794,589-490-9.65%
第2種4,0353,966-69-1.71%
第3種7,5417,119-422-5.60%
第4種8,4828,337-145-1.71%
女子1,3261,303-23-1.73%
シニア1,2071,276695.72%
合計27,67026,590-1,080-3.90%

(JFA出典)

【表1チーム数の自然減少率】と比較すると、コロナの影響がかなり大きいことが分かります。

選手登録数2019年以前の平均減少率(ピーク時から2019年の平均)

【表2登録選手の自然減少率】

選手登録数減少率
第2種平均減少率-1.02%
第3種平均減少率-2.90%
第4種平均減少率-2.57%

2019年と2020年の登録選手数減少率

選手数
2019年度2020年度増減増減率
第1種139,480122,999-16,481-11.8%
第2種173,135169,062-4,073-2.4%
第3種229,537205,771-23,766-10.4%
第4種269,314253,745-15,569-5.8%
女子28,59827,249-1,349-4.7%
シニア38,00839,5881,5804.2%
合計878,072818,414-59,658-6.8%

(JFA出典)

こんな感じで、平常時の平均減少率と2020年の減少率を比較した内容を独断と偏見で記事にしたのですが、当時はブログを始めたばかりでテクニック不足から読みにくい感じでした。(今もあまり成長していませんが・・・😢)

コロナによる影響は全体に及びますが、2020年は特に3種の影響が大きくなっていることに触れていますが、原因については言及しませんでした。(良く分からないが、心当たりがあるレベル。)

(以下が昨年の記事になります。もし宜しければグダグダですがご覧ください。)

少年サッカーを年代別登録者(2020年)、チーム数からコロナの影響を探る❕
  少年サッカーを年代別登録者、チーム数から動向を探る❕ 今回の参考数字は、2019年までのコロナの影響が生じていない時点を軸として見ていきます。これはサッカー業界だけでなく他のスポーツも少子高齢化の影響で...

ここからが本編の主題となる過去1年間の状況になります。

2020年と2021年の増減

【参考減少率】

2019年までの平均減少率(平常時)チーム数平均減少率選手登録数平均減少率
第2種平均減少率-0.27%-1.02%
第3種平均減少率-0.40%-2.90%
第4種平均減少率-1%-2.57%

(単位:チーム)

チーム数
2020年度2021年度増減増減率
第1種4,5894,510-79-1.7%
第2種3,9663,952-14-0.4%
第3種7,1197,218991.4%
第4種8,3378,257-80-1.0%
女子1,2511,321705.6%
シニア1,2761,338624.9%
合計26,59026,59660.0%

(JFA出典)

2種は自然減少率-0.27%に対して-0.4%(2020年の減少:-1.71%

3種は-0.40%%に対し、+1.4%(2020年の減少:-5.60%

4種は-1%に対し-1%(2020年の減少:-1.71%

3,4種は復調傾向のように見えますが2種については厳しい状態が続いているのか・・・ただ、チーム数より何といっても選手数が重要なポイントになります。

選手数
2020年度2021年度増減増減率
第1種122,999124,55215531.3%
第2種169,062167,685-1377-0.8%
第3種205,771211,35655852.7%
第4種253,745253,410-335-0.1%
女子27,24928,0057562.8%
シニア39,58841,89823105.8%
合計818,414826,90684921.0%

(JFA出典)

2種は自然減少率-1.02%に対して-0.8%(2020年の減少:-2.4%)

3種は-2.90%に対し、+2.7%(2020年の減少:-10.4%)

4種は-2.57%に対し-0.1%(2020年の減少:-5.8%)

登録選手数は、コロナ前の水準に戻ろうとする兆しが伺えるような数字になって
いて、2020年で大きな影響を受けた3種の子達が改めてサッカーに戻ったのか、数字が大きく好転しています。

どの程度復調しているのか!2019年と2021年の増減

傾向を見る上であるべき表だと思うのですが・・・分かりづらい・・・
<チーム数>
チーム数
2019年度2021年度増減増減率
第1種5,0794,510-569-11.20%
第2種4,0353,952-83-2.06%
第3種7,5417,218-323-4.28%
第4種8,4828,257-225-2.65%
女子1,3261,321-5-0.38%
シニア1,2071,33813110.85%
合計27,67026,596-1,074-3.88%

<選手数>

選手数
2019年度2021年度増減増減率
第1種139,480124,552-14,928-10.70%
第2種173,135167,685-5,450-3.15%
第3種229,537211,356-18,181-7.92%
第4種269,314253,410-15,904-5.91%
女子28,59828,005-593-2.07%
シニア38,00841,8983,89010.23%
合計878,072826,906-51,166-5.83%

2019年から2021年の推移

平常時推計は自然減少だったら2021年はこの数字であったであろう数字ですので、コロナ影響がどの程度現時点で残っているかの目安として載せてみました。

<チーム数>

チーム数
2019年度2020年度2021年度平常時推計
第1種5,0794,5894,510
第2種4,0353,9663,9524,013
第3種7,5417,1197,2187,481
第4種8,4828,3378,2578,313
女子1,3261,3031,321
シニア1,2071,2761,338
合計27,67026,59026,596

<選手数>

選手数
2019年度2020年度2021年度平常時推計
第1種139,480122,999124,552
第2種173,135169,062167,685169,621
第3種229,537205,771211,356221,521
第4種269,314253,745253,410255,649
女子28,59827,24928,005
シニア38,00839,58841,898
合計878,072818,414826,906

数字を見た感想なのですが選手数が2種、4種は下げ止まりに向かうような動きを見せているが、3種は厳しい数字で推移しているような雰囲気になっています。

【2021年:男子:2種、3種について】https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/category_detail.pdf

(JFA出典)

今回調べていて新たに発見したJFAが出している登録選手数の内訳が出ていましたので、こちらもご覧いただければと思います。

本題とは関係ありませんがコロナの影響を受けているかあらこそ、進路について4種世代から悩まれている方が多く見受けられますのでその点についてお話します。【2021年:男子:2種、3種について】にこんな情報がありました。

3種クラブチーム所属は77,248人(36%)中体連128,077人(64%)その他2,890人

2種クラブチーム所属は4,078人、高体連:163,299人 その他201人

今回気づいたのですが2種では高体連に所属している選手が97.5%程占めていて

3種ではクラブチーム所属が36%で2種のクラブチームに残るのは5%にすぎないという数字になっています。

何を言いたいかと言うと、4種年代で3種での進路を決めていくことになりますが

多くの人は、クラブチームの選択を考える。

ただ、最終的には高校の部活に入る人が多いということになりますので、どのクラブチームに入るかではなく、どの高校のサッカー部に入りたいか。

そして、クラブチームを選ぶ時にどのクラブチームに入れば希望の高校に入れるかを4種の時点から考えていた方が、後悔せずに2種の時代を迎えることができる子が多くなるということだと思うのです。

4種から3種への進路でクラブチームに入ったが、高校進路で後悔することになった。

少年サッカー小学生5年生からの進路選択肢(私立中学の選択とクラブチームで注意べき点)
少年サッカー:小学生4年~から進路を検討すべきでは、私立中学は選択肢に入るか?クラブチーム選びでの注意点 -

そんな内容を、周囲の保護者から聞いたので少し紹介しています。

おわりに~2020年と2021年の変化と現実~

  • 緊急事態宣言
    • 第一回:2020/4/7~5/25
    • 第二回:2021/1/8~3/21
    • 第三回:2021/4/25~6/20
    • 第四回:2021/7/12~9/30
  • まん延防止等重点措置
    • 2021/4/5~9/30
    • 2022/1/9~3/21
緊急事態宣言はいつからいつまで?過去の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の発令期間と対象地域まとめ|株式会社キーワードマーケティング
政府から発令されている緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置の期間をまとめました。各都道府県ごとの期間も別でまとめているので、マーケティング施策などで過去の期間を振り返りたい時の参考にしてください。※全ての情報は政府から発表されている資料をもとにまとめいます。

(緊急事態宣言はいつからいつまで?株式会社 キーワードマーケティング出典)

第1回目の「緊急事態宣言」2020/4/7~5/25で

JFAが作成した「JFA サッカー活動の再開に向けたガイドライン」は、2020 年 5 月 22 日に第1版 が作成されています。

https://www.jfa.jp/about_jfa/guideline.pdf?2205192

(JFA出典)

ガイドラインはコロナ過の中で改訂を繰り返し、現在では第11版 2022 年 5 月 20 日の改定が最後になっています。

2021年から日本の政策はwithコロナへ舵を切り、コロナ過の中で医療崩壊を生じさせないよう規制緩和の方向へ向かいスポーツ活動を始め、生活と経済の融和を図りコロナ過の中で多くの活動が再開しスポーツでは無観客とし東京オリンピックが賛否両論の中、1年遅れで開催。

これを契機として、ガイドラインを遵守した上でスポーツ活動が徐々に行われることになって行きます。

コロナ過の活動緩和は多くのスポーツ育成世代にも一筋の光をもたらし、JFAの登録選手数にも反映されてきたのが、2021年のオリンピック以降なのではないでしょうか。

数字上では、回復の兆しが見えるもののコロナ前と比較すると活動は本来あるべき姿にはほど遠いものとなっていることは事実でした。

2021年は県を跨ぐ遠征も出来ず、合宿なども成りを潜め、多くの大会が中止となりどこまで実施できるか分からないが大会が開催され、大会が途中で中止になることもありました。

大会期間中チーム内にコロナ感染者が出たらガイドラインを遵守し途中棄権を覚悟し、濃厚感染者が出たら残りの戦力で行けるところまで行くと大会にエントリーするなど、そんな形で取組む姿勢は絶対にコロナに負けない。何があってもやり切る。

そんな意気込みが業界や指導者から伝わってきた年、2021年

個人的には無観客で観戦に行けない状態で終わった1年

息子は学校の授業もオンラインや、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置

以外で、濃厚接触者として自宅待機を経験し、家の中で隔離されていたこともありました。

息子が高校に入学してから観戦に行けたのは、約1年後の2022年3月

しかし、学校の方針では保護者の観戦を継続で禁止している学校も存在しています。

息子の高校部活も活動が徐々に変更され現在では感染拡大を最小限に抑えるために、6つのクラスに分け接触を最小限にするよう練習時間を時間差で、また練習会場も多い時には3か所に分けた形で比較的公平に部員の練習時間を確保するなど、指導者の苦労とコロナに対し、立ち向かう姿勢は息子にも大きな影響を与えているように感じます。

2021年年末から新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の亜種BA.1BA.2の感染拡大で、まん延防止等重点措置が2022/1/9~3/21発布され、2022年5月27日、オミクロン株の亜系統である「BA.5系統」1例、「BA.2.12.1系統」1例が確認されている。

明るい話題としては、新型コロナウイルスに対する治療薬の話も出ている。

また、JFAもJ1では観客の声援可能な観戦に向けて動き出している。

まだまだ、人類とコロナウィルスの戦いは続くが、負けずに挑んでいきましょう。

また、1年後に考察していこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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