ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村『低学年のメンタルコントロール』の難しさ~バドミントン編 - 少年サッカー、バドミントン素人おやじの経験談

『低学年のメンタルコントロール』の難しさ~バドミントン編 

バドミントン編
バドミントン編
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くま太郎です。
ここでは、バトミントンだけではありませんが
勝負事となるスポーツでのメンタルの難しさについて
話していこうと思います。

子供の性格でメンタルコントロールが上手くいっていない子にどのようにメンタル(気持ち)の大切さを説明していたか

仮説ですが、小学生年代で上手くメンタルコントロールを伝授すれば、大人になって周囲に迷惑を掛けるプレーヤーが減る。

また、バトミントン指導者としては、素人なのですが何故か
小学生の低学年や緊張する子の試合でコーチ席に入ることが多くなったのですが、その時にどのようなことをしていたか紹介してみます。
小学生高学年やレベルの高い子の場合には、あまりコーチ席に入っていません。

低学年のメンタルコントロールの難しさ

バドミントンの試合で残念な展開で多いのが、自滅

これを克服しなければ、どんなに練習を頑張っても、どんなに技術が高くても

自分の実力を発揮できないまま終わってしまう。

いくつかの大会を見ていて、そんな子供達が印象に残る。

年齢を重ねることで、緩和されていくものですが

そもそも低学年では、メンタルコントロールは難しく。

なんせ、感情が多くを占めているので、重症化の防止としてメンタルコントロールを徐々に始めていきましょう。

重症化を防ぐ必要があると思われる行為

早めに修正しないと中学、高校まで続いてしまう子もいて、社会人になっても名残がある人がいるように思えますので、自分の周囲を思い浮かびつつ読んでいただければと思います。

重症化と表現しましたが、その内容は大雑把ですが短めに説明しますと

大人になってもプレー中に癇癪(かんじゃく)を起こし、周囲に迷惑を掛ける。

そんな人いませんか?

そんな人にならないよう、小学年代から目を配って修正してあげる必要性があるのではないかと思うのです。

それが、メンタルコントロールと何の関係があるのか疑問に思われる方と

言われてみれば、心当たりがある。

私は試合中のメンタルコントロールを行う上で、重要な部分の一つだと考えます。

大人になっても周囲に迷惑を掛ける人の行為は、小学年代から始まっている

・自分が連続でミスをしてしまったことで、自分のプレーに対する苛立ちが表面化し

ラケットに八つ当たりする

・シャトルを相手に返す時に適当に返す。

子供によって性格によりますが態度を制御できない

重症なケースの人は少ないですが、試合中に負のスパイラルの制御が高学年や中学でもできず

バドミントンを辞める子を数名見てきました。

苛立ちの見苦しさから、保護者が我慢できずに辞める子もいました。

辞める子の多くは、ダブルスが組めなくなるのです。

シングルスでも成績が残せず、ダブルスを主戦場とするのですが、自らのミスや

相棒のミスまでも態度に現れ試合中のコミュニケーションが取れなくなってしまうのです。

ここまで行くとメンタルコントロール以前の問題のような気がしますが、なるべく

低学年のうちにメンタルコントロールを鍛え始めることです。

スポーツにおいて、勝つために戦うのですが、負けを意識したときや、自らのミス

で苛立ちが表面化してしまう。

結局のところ自分に負けてしまった状態が、見苦しい形で態度に現れたり

最悪な場合が、言葉に出てしまう。

ただ、そんな子も後で反省するが、また同じことを繰り返してしまう。

本人も辛いのではないかと思います。

試合中ではトリガーとなるストレスは広範囲ですので、自分に勝てるメンタルを

育成することで、試合においても自分の力を発揮できるようになり、

自滅も少なくなる。

また、大人になっても周囲に迷惑を掛けない礼儀が自然と身につくのではないかと

思えてなりません。

メンタルコントロールの初歩のアドバイスを自然な流れで行う

仮説:メンタルコントロールを小学年代からシッカリおこなうことで

~大人になって周囲に迷惑を掛けるプレーヤーが減る?~

私の関わった子のなかにも試合中に自制心が無くなり、ミスから苛立ちを表に出す

ラケットを蹴る、ダブルスではミスしたペアを睨む、などの行為を行ってしまう子が数名いました。

そんな子供を修正するのに以下のようなことをやっていました。

練習中や試合中の気持ちは大切であることを例を上げて話しました。

(小学生では、メンタルと言っても分からないので)

試合で点を取ったときどんな気持ち?

試合でミラクルショットが決まったときどんな気持ち?

試合で失点したときはどんな気持ち?

自分のミスで失点したときはどんな気持ち?

そんな質問から

嬉しい、くやしい、申し訳ない、バドミントンの試合をしている時に

どんな種類の気持ちが存在するか確認していきます。

ダブルスで自分がミスをして失点したときは?

〇〇ちゃん(ペアの子)にホントに申し訳ないと思う気持ちと

自分の不甲斐なさに悲しくなる

じゃーあと1点で試合に勝てる状態のとき

どんな気持ち?

絶対次で1点取る!そんな気持ち

勝つためには〇〇ちゃんも次は1点取る気持ちにならないといけない

〇〇ちゃんもミスしたとき、申し訳ないや、悲しい気持ちになっていると思うので

絶対次で1点取る!そんな気持ちに変えてあげなくてはいけない。

2人で同じ気持ちになるように試合中はお互い助け合う必要がある。

そんなことを話しつつ、申し訳ないや、悲しい気持ちは良くない気持ちなので

次は1点取る気持ちに切り替えなくてはいけない

そんな気持ちに切り替えるルーティーンを身に着けさせるように促しました

小学生であれば、ガットの中心を見ながら深呼吸するとか、靴紐を結びなおす。

気持ちを切換えるルーティーンを個々に作らせるのでした。

気持ちの大切さを理解してくれる子供は多かったのですが、全く理解してくれない子もいました。(話し方が悪いんだろうな・・・)

ただ、気持ちと身体が連動する

気持ちがローに入ると視野が狭くなったり、プレーのファームが委縮してミスが多くなるとか、ややこしいことは説明しても理解しないでしょう。

こんな指導をしていたことで、試合中のミスでラケットを蹴るとか、苛立ちを表に表す子は少なくなったように思えます。

メンタルコントロールを小学年代からおこなうことで、大人になって

周囲に迷惑を掛ける人が減る。

メンタルコントロール中級のアドバイス

私の高校時代の野球部の顧問の教えを今でも採用しているのですが

力が拮抗しているとき

勝負に勝つには

・冷静な判断ができること

・良い流れを作り出すこと

この二つが重要であることを教えていただきました。

私の場合、野球、柔道、麻雀と勝負事に長年触れてきましたので、

実際に、この教えは今もってしても納得できるものです。

どんな場面でも熱く冷静な自分であることを心掛けていました。

また、自分の経験から劣勢のときは流(運)れが悪い、そんな時はどうにかしようとガムシャラに頑張っても深みにハマって行く

しかし、もう駄目だ!と完璧に開き直って無心の状態に入って

ガムシャラに頑張る場合は、負の気持ちが無いので、良い結果に繋がる場合もある

低学年に冷静になれと言っても比較的感情で生きているので難しい

冷静になるために具体的な

例を交えて子供には伝えていました。

子供たちが負のスパイラルに入るのは、失点やミスである。

 

その効果があったかは、分からないのですが多分それなりの効果があったと思います。

・失点してもいいスポーツであることを理解させる

・負の気持ちを持ち始めると、プレー全体が小さくなる

→プレー全体が委縮していてプレーの視野も小さくなり

自分本来の力を出せなくなる。

失点したときのダメージを少しでも抑えることで、冷静さが保てる。

特にバドミントンは、試合会場の環境によっても左右されるし、

コートチェンジするだけでも、距離感が変わってしまうこともある

失点が当たり前のスポーツなので早い段階でその認識をさせましょう。

バドミントンは、21点先にとればいいスポーツで、

こっちが4点取ったら、相手が3点取ってもいい。

相手が1点リードしていれば、少し頑張って2点多く取ればいい。

こんな感じで、失点が当たり前であることを理解させました。

私のようにバドミントン素人でも、スポーツに共通するメンタルの課題は似ている

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メンタル戦略の成功例

私がバドミントンクラブに関わり始めてから3年程度経過した頃ひょんなことから

低学年のコーチ席に入ることが多くなりました。

その後、低学年の試合中におけるメンタルコントロールが上手いということなのだが

娘の試合の合間に、小学3年男子ダブルスのコーチに入って欲しいと依頼があり

県大会の二回戦、1セット目の途中でコーチ席へ

本来、このダブルスは県でもベスト4くらいのレベル

二回戦で去るようなペアではない

1セット目途中から見ていて、お互いのミスから険悪なムードで二人が試合をしている。

少し見て雰囲気が分かった。

1セット目自滅で落とす。

コーチ席で待つ私・・・

二人は自信を喪失している

目も死んでいる・・・既に諦めているのかな???

くま太郎二人への会話と指示

他の指導者がどのような指示をしているかわかりませんが、私はこんな感じでした

「やられたな~二人とも葬式みたいだぞ」・・・意味も理解していないと思う

「勝ちたいか?」・・・いつもの元気がない うなずくだけ・・・超ローに入っている

まず、頭をリセットしないといけない。

くま太郎「じゃー2セット目の約束をしてくれ」

「2人ともスマッシュ禁止!」

子供「えー!」

くま太郎「何か文句ある? スマッシュを使えないから相手のいないところに打って点を取るしかないね」

子供「プッシュの速いのは?」

くま太郎「使っていいよ、但し相手がいないところな」

「あと元気だけは負けるな以上」

子供「それだけ」

くま太郎「それだけ」

「まー少しだけ言うと、1セット目少しだけ見てたけど、スマッシュが無いハンディーでもお前たち二人なら大丈夫、2セット目取って帰ってこい」

と尻を引っ叩いて送り出した。(これは女の子には出来ない)

目的は頭のリセットとコート全体が見えるよう冷静に試合させること

2セット目徐々に冷静さを取り戻し、繋ぐプレーが出来るように変化していった

スマッシュが打てないので、ジャンピングスマッシュのフォームからドロップや

カット、ドリブンクリアーなど中盤以降はフェイントだらけ

基礎のテクニックはこちらが上だ!守備力も相手よりレベルは二つほど上

下手な失点はしない。

こうなれば、安心して見ていられる。

2セット目を取って帰ってきた。

表情も戻っている。目も死んでいない。ここで緩めてはいけない

過剰な自信は隙が生まれる、それと相手に関係なく自分達のプレーをさせること

私の思惑では、3セット目は完璧な先行逃げ切りにしたい

くま太郎「1セット目何だったんだ?」

「3セット目どうするスマッシュ打ちたいか?」

子供「打ちたい!」

くま太郎「そう言うと思ったよ だめ~!1セット目の罰だ!苦しめ!」

子供A「え~!」 子供B「お願い!」

辛い試合から楽しい試合に変わっている(辛い出来事は吹き飛んでいる、そんなものだ)

くま太郎「じゃー打たしてやる、だけど条件がある」

「相手に5点差を付けたところから打っていい、但し絶対に決めること

決められるときにしか打つな!決められなかったら俺の髭ジョリジョリ攻撃が待っている。いいか!」

子供「やったー!」 やたらデカい声だった。

子供A 私の顎を触り「このくらいだったらあまり痛くない」

くま太郎「今はな、夕方には剣山になっている」

顔を見合わせる二人、本来お調子者の二人、私の中で不安がよぎる。

5点差からがホントの勝負になるような気がした。

ただ、この試合に勝っても次の試合はスマッシュを使わなければ勝てない相手なので

その時にシッカリ決まるようスマッシュの精度を上げておく必要性がある。

後は、二人次第  展開を祈るだけ

3セット目が始まった、5点差を付けるべく冷静に試合を進める二人

粘り強く、攻めていく、ドロップ、クリアの精度の目を見張るものがあり

冷静に油断なく真剣に試合している。

保護者からも二人、こんなに上手かった?凄いね・・・

そんな声も聞こえてくる。

実際私も凄いと内心思っていた

そして、運命の5点差 早くも6-1となった

それと同時に二人は、私の方に顔を向け、改めて確認をする眼差しである

背中を押すように、うなずく私を見てリミッター解除

私の願いは、力むな冷静に戦え

願いが届いたのか、冷静に試合を運ぶ二人、結局その試合でスマッシュを打ったのは

4,5回だった。

1回スマッシュを決められなかった時には、私に顔を向けてきたので

顎をマンダム的になでた。

これが、これが効いたのかな、3失点で終わった。

メンタルの大きさが、1セット目と3セット目を比較すると良く分かる

それだけメンタルが大きな影響をおよぼすのだ。

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